科目名 | 途上国地域社会論1 Developing World 1 |
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種別 | 学内提供科目 |
単位 | 2単位 |
大学名 | 神戸市外国語大学 |
担当教員 | 大石 高志 准教授 |
開講期間 | 前期 (4/8 ~ 7/29) |
開講日・時間 | 金曜日 14:25 ~ 15:55 |
対象学年 | 全学年 |
募集人員 | 教室収容可能な人数 |
前期:「途上国」もしくは「新興国」の地域に見られる社会・経済上の諸問題を、政治や文化、宗教の諸要素との必然的関連のなかで、総合的に紹介していく。特に、「貧困」問題や「貧困層」、そして社会的に周辺化された人々の存在を念頭において、途上国地域における社会的な諸問題や矛盾を概観する。また、こうした諸問題の前提になっている植民地支配期以降の社会構造の変化にも、焦点を当てる。教員が研究上の専門とする南アジア(インドやパキスタンなど)やインド洋周辺諸国の文脈や事例が多くなるが、他の諸地域の事例も、出来るだけ具体的に紹介する。下記のような大まかな流れに準じる予定。
回数 | 講義内容 | |
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1 | 植民地体制と途上国地域の現在:「ポスト・コロニアル」 | |
2 | プランテーションの歴史的展開: 南アジア(インド)の茶園世界の現在 | |
3 | プランテーションの歴史的展開: 南アジア(インド)の茶園世界の現在 | |
4 | プランテーションの歴史的展開: 南アジア(インド)の茶園世界の現在 | |
5 | マレー半島における複合社会の形成: ゴム経済と広域移民(華僑と印僑) | |
6 | マレー半島における複合社会の形成: ゴム経済と広域移民(華僑と印僑) | |
7 | サトウキビ経済と島嶼植民地の変容: カリブ海地域と環インド洋世界の過去と現在 | |
8 | サトウキビ経済と島嶼植民地の変容: カリブ海地域と環インド洋世界の過去と現在 | |
9 | インドにおける綿紡績業: 残存、勃興、黄昏 | |
10 | インドにおける綿紡績業: 残存、勃興、黄昏 | |
11 | 現代の経済発展と都市化の「影」: 貧困とスラム | |
12 | 現代の経済発展と都市化の「影」: 貧困とスラム | |
13 | インフォーマル・セクター(児童労働) | |
14 | インフォーマル・セクター(児童労働) | |
15 | 予備日もしくは試験 |
前期と後期のそれぞれの期末もしくは試験期間に、1 回ずつの試験。持ち込み不可。
出席は採らないが、教科書は指定せずに資料を配布しながら講義を進行する予定なので、聴講が不可欠な意味をもつ。配布資料は、基本的に、前回の講義時の配布分まで提供する。
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