科目名 | エコロジー経済学 Ecological Economics |
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種別 | 学内提供科目 |
単位 | 4単位 |
大学名 | 兵庫県立大学 |
担当教員 | 三俣 学 教授 |
開講期間 | 後期(10/3 ~ 12/23・1/5 ~ 2/8) |
開講日・時間 | 金曜 (13:00~14:30) |
対象学年 | 2年次以上 |
募集人員 | 特になし |
生態系における物質循環の仕組みを学ぶとともに、それを基盤として存立する人間の経済社会がいかなる制度・社会的条件のもとで持続可能となるのかについて、具体的な事例に基づき理解を深めることを目的とする。
回数 | 講義内容 |
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1 | ガイダンス(私の研究紹介) |
2 | エコロジー経済学の射程 |
3 | 標準的な経済学に基づく環境問題の解法 |
4 | コースの定理とピグー税 |
5 | 資源環境問題に示唆を与えた経済学者 |
6 | 経済活動と公害 環境問題のポリティクス |
7 | 物質循環論(1)めぐる命の輪 |
8 | 物質循環論(2)サケの果たす栄養循環 |
9 | 物質循環論(3)海・陸・大気の循環 |
10 | 物質循環論(4)熊沢蕃山・鵜の山モデル |
11 | エントロピー論(1) |
12 | エントロピー論(2) |
13 | 公共事業としての河川管理に見る物質循環の断絶 |
14 | ケーススタディ 荒瀬ダム撤去に見る循環の回復 |
15 | 政府の役割とその機能不全 |
16 | コモンズ論の理論 国内での議論(1) |
17 | コモンズ論の理論 国内での議論(2) |
18 | 社会的共通資本の理論 |
19 | コモンズ論の理論 海外での議論(1) |
20 | コモンズ論の理論 海外での議論(2) |
21 | 日本の森林事情 |
22 | ケーススタディ(1)「日本の入会」 の歴史的変遷と林政 |
23 | ケーススタディ(2) 森林コモンズ |
24 | ケーススタディ(3) 温泉コモンズ |
25 | 環境ガバナンス論 |
26 | ケーススタディ(1)英国の開放型コモンズ |
27 | ケーススタディ(2)英国の開放型コモンズ |
28 | ケーススタディ(3)自然アクセス権・北欧の万人権 |
29 | ケーススタディ(4)自然アクセス権・北欧の万人権 |
30 | まとめー環境資源の持続的利用と管理のための条件 |
原則的に試験のみ。講義中に視聴するビデオの感想や参加型講義(可能な場合のみ)を行うが、これらへの参加・貢献は加点対象とする。
特に初回は授業概要を説明するので必ず出席すること。
基礎経済学を履修していることが望ましい。
講義中は私語を慎み他の受講生の迷惑にならないようにすること。
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