科目名 | 社会学 sociology |
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種別 | 特別科目(高大連携講座対象科目) |
単位 | 2単位 |
大学名 | 神戸市看護大学 |
担当教員 |
樫田 美雄 准教授 |
開講期間 | 前期(4/13 ~ 7/13) (補講は、期間中に4回、16:40 ~ 19:45 の連続授業をする。具体的には、4月20日、6月29日、7月6日、7月13日の4回は2コマ連続授業として実施する。なお、補講日のスタート時間は移動の時間を考えて16:40 からとする。) |
開講日・時間 | 水曜 18:15 ~ 19:45 |
対象学年 | 一年次以上 |
募集人員 | 50名程度 |
講義の前半では, 誕生から死に至るまで、人の一生に起こる身近で切実なテーマを通して社会学を学ぶ.(グループワーク方式で学ぶ予定)人間の生命や生涯を、具体的な事例を通して社会関係・社会構造・時代背景のなかで考える。
社会学の今日的エッセンスを、コンパクトにまとめられた教科書を通して学ぶ。
講義の後半では, 社会学の広がりをさらに理解するために, 方法としての相互行為分析と以下の各トピックを学ぶ. すなわち,「相談の社会学」,「災害の社会学」,「セクシャルマイノリティの社会学」,「発達障害の社会学」,「在宅医療の社会学」,「医療情報の社会学」等について学ぶ. これらを通して, 社会学的教養を獲得する.1 回は街歩きも行いたい.
回数 | 講義内容 |
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1 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第1章「医療の社会学」 |
2 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第5章「生命保険の社会学」 |
3 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第7章「看護職の仕事」 |
4 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第8章「ライフコース論の現在」 |
5 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第11章「年金と世代」 |
6 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第16章「認知症の人の『語り』」 |
7 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第17章「ハンセン病者の半生」 |
8 | 社会学史概説・・・・・市民社会の自己認識の学としての社会学 |
9 | アイロニーの社会学・・思わざる効果(社会的ジレンマ・共有地の悲劇=NHKTV=) |
10 | アンジャッシュの漫才の特徴と会話分析(隣接対・カテゴリー研究) |
11 | 「ダラス・コール」と「山形大生死亡事件(2011)」(専門家的慎重さ、ほか) |
12 | 「ハドソン川の奇跡」とレリバンス(有意味性) |
13 | 「ガラスの仮面」における「限られた台詞」と「失語症の社会学」と「在宅医療の社会学」&「発達 障害の社会学」 |
14 | レポート発表会(2 コマ連続) |
15 | レポート発表会(2 コマ連続) |
平常点(40%)とレポート(60%)
毎回の授業に出席すること。とりわけ初回は、授業概要とコメントシートの書き方を指導するので、必ず出席すること。内容はハードですが, 得られるものは大きいはずです. 志の高い学生諸君の積極的な履修を期待しています。なお、補講日(4 月20 日、6 月29 日、7 月6 日、7 月13 日)は、16:40 から2 コマ連続で授業を行う。
社会成員の多様化が進行しつつある現代は、社会学の有用性が増しつつある時代です。君も社会学をまなんで世の中の動向に対応できるようになろう。
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