科目名 | 社会学 sociology |
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種別 | 学内提供科目 |
単位 | 2単位 |
大学名 | 神戸市看護大学 |
担当教員 |
樫田 美雄 准教授 |
開講期間 | 前期(4/10~7/31) |
開講日・時間 | 金曜 13:10~14:40 |
対象学年 | 1年 |
募集人員 | 70名程度 |
講義の前半では、誕生から死に至るまで、人の一生に起こる身近で切実なテーマを通し て社会学を学ぶ。(グループワーク方式で学ぶ予定) 人間の生命や生涯を、具体的な事例を 通して社会関係・社会構造・時代背景のなかで考える。
社会学の今日的エッセンスを、コンパクトにまとめられた教科書を通して学ぶ。
講義の後半では、社会学の広がりをさらに理解するために、方法としての相互行為分析 と以下の各トピックを学ぶ。 すなわち、「相談の社会学」、「災害の社会学」、「セクシャルマ イノリティの社会学」、「発達障害の社会学」、「在宅医療の社会学」、「医療情報の社会学」 等について学ぶ。 これらを通して、社会学的教養を獲得する。
回数 | 講義内容 |
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1 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第1章「医療の社会学」 |
2 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第5章「生命保険の社会学」 |
3 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第7章「看護職の仕事」 |
4 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第8章「ライフコース論の現在」 |
5 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第11章「年金と世代」 |
6 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第16章「認知症の人の『語り』」 |
7 | 教科書『いのちとライフコースの社会学』の第17章「ハンセン病者の半生」 |
8 | 社会学史概説・・・・・市民社会の自己認識の学としての社会学 |
9 | アイロニーの社会学・・思わざる効果(社会的ジレンマ・共有地の悲劇=NHKTV=) |
10 | アンジャッシュの漫才の特徴と会話分析(隣接対・カテゴリー研究) |
11 | 「ダラス・コール」と「山形大生死亡事件(2011)」(専門家的慎重さ、ほか) |
12 | 「ハドソン川の奇跡」とレリバンス(有意味性) |
13 | 在宅医療の社会学」&「発達障害の社会学」 |
14 | C. Goodwin「プロフェッショナル・ヴィジョン」を利用した「まとめ」 |
15 | レポート発表会 |
平常点(40%)とレポート(60%)
毎回の授業に出席すること。とりわけ初回は、授業概要とコメントシートの書き方を指導 するので、必ず出席すること。
内容はハードですが、得られるものは大きいはずです。志 の高い学生諸君の積極的な履修を期待しています。
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