科目名 | デザインと印刷 Design and Printing |
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種別 | 特別科目(高大連携講座対象科目) |
単位 | 2単位 |
大学名 | 神戸芸術工科大学 |
担当教員 | 赤崎 正一 教授 萩原 こまき 助教 |
開講期間 | 後期 (9/30~12/16、1/6~1/20) |
開講日・時間 | 火曜 16:30~18:00 |
対象学年 | 3年次以上 |
募集人員 | 20名程度 |
現在、私たちがデザイン作業の基盤としているデジタル環境(DTP技術)の中にも多 くの歴史的な「印刷」のための生産技術と知識の体系が組み込まれています。 この講義では「グラフィックデザイン」の基礎知識としての「印刷の歴史」を通観する だけではなく、個々の時代の特徴的な「印刷技術」や、そうした技術を要請した時代・地 域における「社会」と「印刷」の関係にも注意をはらいたいと思います。その上で、現代 の私たちが直面している新しい「電子媒体」の個人・社会への影響についても考察し、IT 社会の中での「デザイン・印刷・出版」についてデザインをするものの立場から考察い たします。
回数 | 講義内容 |
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1 | オリエンテーション |
2 | 活版印刷・写真植字・DTP |
3 | デジタル環境と最新の印刷技術 |
4 | 人類の中での印刷の発生 |
5 | 印刷における東洋と西洋 |
6 | 金属活字と「組版」 |
7 | 普遍語と俗語革命、「国語」の成立 |
8 | 印刷技術と書体の合理性 |
9 | アクションとしての印刷 |
10 | 「単位」としての文字と「運動体」としての文字 |
11 | 「国民国家」と新聞・出版 |
12 | 画像と「色」/RGBとCMYK |
13 | 網点および網点以降 |
14 | 印刷技術の普及と出版市場経済 |
15 | まとめ/「イメージ課題」の講評 |
毎回、授業時間内で課する「小レポート(あるいはアンケート)」、随時出題する「イメー ジ課題」、講評時の「イメージ課題」のプレゼンテーション、以上のすべてを総合的に評価 します。
当然の知識としての「ピクセル画像とベクトル画像の違い」「RGBとCMYKの違い」「解 像度とピクセル寸法の意味」について確認しておいてください。
特になし。
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